2020年4月LOBO調査 景気悪化の中、採用継続企業も!
早期景気観測(LOBO)調査とは
LOBO調査とは、全国各地の商工会議所が毎月実施する早期景気観測調査です。
全国2600企業を対象にした、業況/売上/従業員の状況等の他、経営上の問題についてのアンケート調査です。
2020年4月調査結果
景気動向
全産業合計の業況DIは、▲60.4(前月比▲11.4ポイント)と大幅に悪化しました。リーマ ンショックの影響が残る2010年1月(▲62.3)以来、10年 3カ月ぶりの▲60台となりました。
採用活動動向
「新型コロナウィルスの経営への影響」として人材採用に関するアンケートも実施されました。その結果、採用の縮小・見送りを実施した企業は26.3%、人員整理の検討・実施企業は4.3%でした。
採用を縮小・見送る企業は26.3%とそれほど多くない印象です。
採用・派遣労働者の 人数を縮小・見送る | 26.3% |
従業員の休業を 実施 | 28.4% |
従業員の人員整理 を検討・実施 | 4.3% |
転職希望者はどうすべきか?
採用を継続している企業の方が割合としては多いので、まだまだ転職のチャンスはあります。
コロナの影響を受ける中でも採用を継続できる企業は、コロナの影響を受けにくいとも言えるので、積極的に活動しましょう。
参考
業況DIは、2カ月連続で大幅悪化。先行きも新型コロナウイルスにより厳しい見通し