コロナショックで相談20万件!雇用調整助成金とは?

以前の記事でコロナショックで影響を受けた企業に対する政府の支援策について取り上げました。
今回は、相談の延べ件数が27万件と非常に多くなっている、雇用調整助成金について紹介します。

雇用調整助成金、相談20万件 申請者「心折れそうに」
https://www.asahi.com/articles/ASN4Z3HBDN4XPTIL03K.html

雇用調整助成金とは?

企業が一時帰休を実施した時、従業員に休業手当を支払った場合にその一部を助成するものです。
4月1日~6月30日の緊急対応期間中は助成率が上がっています!

(休業手当が通常の給与の6割以上でないと助成されない。支給限度日数は1年間で100日以内など詳しい内容は、ページ下部のリンクの厚生労働省のホームページでお調べください。)

雇用調整助成金の要件

今回のコロナショックで雇用調整助成金の要件が緩和されて下記になりました。
通常の場合は、従業員が前年比で増えていないとか要件が厳しいのですが、
4月1日~6月30日の緊急対応期間中は緩和されています!

1.新型コロナウイルス感染症の影響により経営環境が悪化し、事業活動が縮小している
2.最近1か月間の売上高または生産量などが前年同月比5%以上減少している(※)
※比較対象とする月についても、柔軟な取り扱いとする特例措置がある。
3.労使間の協定に基づき休業などを実施し、休業手当を支払っている

一時帰休とは?

労働基準法の26条に規定があるもので、企業側(使用者)の都合で休業させた場合には、労働者に休業手当を支払い、一定の収入を保障する必要があるというものです。

一時帰休を実施した大企業

新聞等で報道のあった大企業の申請状況を見ると、交通、製造など多くの大企業で帰休や雇用調整助成金申請が実施されていることが分かります。

JR西日本、16日から一時帰休を実施 1日1400人規模 (日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58880180Y0A500C2TJ1000/

ANAの一時帰休、2万人に CAだけでなく地上職員も (朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASN4H6F6TN4HULFA033.html

日産マツダ、国内工場で一時帰休 (日経新聞)
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO57825460Y0A400C2916M00?s=5



中小企業の状況

それでは中小企業の方はどうでしょうか?
下記の記事でも取り上げた2020年4月の商工会議所のLOBO調査によると
回答のあった2,155社のうち、
「雇用調整助成金の検討・申込」をした企業が、34.8%
「従業員の休業」を実施した企業が28.4%

多くの企業が休業や助成金の申請をしていることが分かります。



申請・相談するには?

雇用調整助成金の申請を検討する場合は、社会保険労務士やハローワーク、各都道府県労働局などにご相談下さい。

ただし、相談件数が非常に多くなっているようですので、リンク先の資料などもご覧下さい。



詳しく知るには

厚生労働省 雇用調整助成金(新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

厚生労働省 雇用調整助成金ガイドブック(簡易版)
https://www.mhlw.go.jp/content/000625731.pdf

厚生労働省 雇用調整助成金FAQ
https://www.mhlw.go.jp/content/000625730.pdf#search=’%E9%9B%87%E7%94%A8%E8%AA%BF%E6%95%B4%E5%8A%A9%E6%88%90%E9%87%91+FAQ’

厚生労働省 雇用調整助成金のお問い合わせ先一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10702.html

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