現役フリーランスが考える、リモートワークのマネジメントとSL理論

今回はリモートワークのマネジメントについてSL理論(Situational Leadership Theory)をベースにまとめていきます!これまではリモートワークにおける自己管理的な話 が多かったですが、今回は作業者ではなくマネジメント側の話になります!

対面を中心にしたこれまでのコミュニケーションからリモートワークへの移行にあたって、 リモートワークのマネジメントに頭を悩ませている経営者やマネジメント職の方は多いので はないでしょうか?SL理論(Situational Leadership Theory)について知っている方 にも知らない方にも参考になる内容とできればと思います!!

SL理論について

まずはSL理論について簡単に確認します。SL理論はマネジメントにあたっての主に部下と の接し方で、相手のレベルに合わせてマネジメント方法を変えるという考え方です。

上図のように、4象限からなり、それぞれ下記のような段階を踏みます。

  1. 指示型
    具体的な指示と細かな確認を行う指示の進め方です。
    マニュアルを渡して作業を行って もらうような形式のマネジメントです。作業指示とチェックシートによる確認を行うような イメージです。
  2. コーチング型
    作業指示は依然として多いもののマネジメント側の考え方を示し、支援的な形式を取る マネジメントです。
  3. 援助型
    支援は多くするものの、具体的な作業指示を行わないマネジメントです。
  4. 委任型
    一連の業務を委任し、任せる形式のマネジメントです。

上記の1~4は相手の成熟度に合わせて使い分けるのが良いと言われています。

大体のイメー ジとしては(もちろん個人差があります)、1は新卒1~3年目、2は4~7年目(リーダー、主 任)、3は8年目~15年目(課長)、4は16年以上(部長以上)となるでしょうか。
ここまでがSL理論の大まかな内容です。

リモートワークにSL理論をどのように適用するか

さて、SL理論の考え方をリモートワークにどのように適用するかについて見ていきます。

まず1の「指示型」については作業マニュアルとチェックシートで仕事が完結すると思うので、その辺の整備を行うのが良いと思います。
基本的にチャット中心のやりとりができれば十分だと思います。
企業によってはこの辺を派遣や在宅ワークなどで行っている場合もあると思うので、大きな変更はないかも しれません。

2の「コーチング型」と3の「援助型」はリモートワークで行うには少々難しいかもしれません。どちらもマネジメント側の支援を前提にしたマネジメントのやり方です。
支援をリモートに移行するにはどのような工夫が良いのでしょうか。

「コーチング型」については具体的な指示を多めに行いつつ、部下に考えさせるという二つ を両立させることが求められます。
作業書を与えるだけでなく、仕事の目的も考えさせねばなりません。
個人的な見解ですが、日報を普段より詳しめに書かせるというのが一つ工夫としてあるのではと思います。
対面でやりとりするのが中心であれば週報などで十分だと思い ますが、リモートだと日報の方が良いと思います。30分~1時間の業務時間を日報作成に使うように伝え、仕事内容について深く考えるようなフォーマットを提示するのが良いと思います。
・当座の目標
・本日行った作業
・考えたこと、感想
(・業務に関係ないことで何かしらエピソード)
上記のようなフォーマットにし、目標と作業を対応付けて把握するように意識をさせると良いと思います。さらに作業を踏まえての感想や考えたことなどを何でも書かせるというのが大事だと思います。
また、もし可能であれば(信頼関係がある前提であれば)業務に関係ないことでエピソード を書かせると良いです。
日常生活の中にも仕事に役立つ気づきは多いので、ちょっとしたこ とを書くようにするとよりクオリティの高い日報になります。とはいえ、使い方を間違えると公私混同になるので、この辺はプラスαと考えておいてください。
(100点満点を150点、 200点にする必要があるときだけで十分だと思います)

3の「援助型」はわからないことを聞きやすい状況を作るのが重要だと思います。

そのため、毎日決まった時間に30分~1時間の定例のオンラインミーティングを行い、意見交換の時間を作ると良いと思います。
アジェンダは緩めに決めておき、部下サイドがある程度自分で時間の使い方を決められるようにすると良いと思います。
・今困っていること
・考えている解決策
・やって欲しい支援
などをベースに自由に仕切らせるのが良いと思います。

4の「委任型」は基本的に細かい作業に対してそこまでコミュニケーションを取る前提ではないと思いますが、目的意識がずれないように時折すり合わせる必要が生じると思います。

どの会社も重役が集まる会議を行っていると思いますが、この辺をどうするかは難しいところです。それほど頻繁に行う必要もないのだから、リモートベースにしていても月に1度は出社にして広い部屋を使って実施でも良いのではと思います。昨今の話題で「リモートワーク」礼賛の話がよく出ますが、全てにおいて良いというわけでもないと思うので、重要会議については出席人数を減らしたり広い部屋を使うなどして、定期的には行うのが良いと思います。
もちろん状況にもよるので、オンライン会議で大丈夫な時はそれでも良いと思います。

まとめ

今回はSL理論を元にリモートワークにおけるマネジメントについて考えてみました。
少しでも参考になる点がありましたら幸いです!

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